木曜第二研究所

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報告書「緊急事態宣言。自粛期間中レポート」

自粛期間中、一歩も外に出てはいけない生活に対してストレスが溜まる人が多かった一方で私はどこか安心していたのだと思う。

 

3年生の時、就活らしい就活もできなかったし自分が社会に出て働くことが遠く離れたものだった。マイナビリクナビはどんどん圧力を掛けてくるし同期も結構ちゃんとやってて焦りばかりが募っていった。こんな言い方をしてはいけないのは重々承知してるけど、自粛が決まった時、とても安心した。自分だけが止まるのではなく、社会の流れが止まったことで息を整える時間ができたから。偏に自分の怠慢のせいではあるけど、学生時代からずっとずっと学校や社会の進み続けるところに対して引け目があった。学校をずる休みした時、外に責任を求めて「学校が壊れちゃえばいいのに」という願いが叶った気がした。勿論望んだ形ではなかったけど。ただ、自分が漠然と考えてたことが現実になったらこんなシナリオになるんだみたいな事を考えていた。

いつも通りが奪われてしまうことで不便が生まれ、生活様式が大きく制限されたけど、ちょっとだけ救われてしまった就活生だったな、ということです。