木曜第二研究所

見える範囲を、ちまちま書いております。

月報「木曜日からこんにちは」

今週のお題「苦手だったもの」

苦い飲み物

コーヒーとか、ビールとか、緑茶。
苦いってそれだけでマイナスイメージだと思う。
毒っぽいっていうか、生き物として身体が拒絶しているあの感じが苦手で、
なるべく避けて生きてきたけれど
いつの間にかスイーツにはコーヒー、初めの一杯はビールを頼むようになってしまった。
ありていに言えば大人になった。
具体的に言うと調和に重きを置くようになったのだと思う。

子どものことは食べ物や飲み物をセットでみることはなかったね。
コーラはコーラ、ハンバーガーはハンバーガー。みたいな。
甘いスイーツのあとはコーヒーや緑茶でさっぱりと。という趣向は大人の真似して学んだ知恵だね。親の言う事も、たまには含蓄がある。

この世の食物で美味しいと思えるものが増えることは大変結構だけど
子どもの「おいしい」の狭さと深さが妙に懐かしくなる。

たまには、水のカルピス割でも飲もうかな。



報告書「ひとりぼっちのお早う」

今週のお題「朝ごはん」

朝はパンッ!パンパパンッ!
でおなじみフジパン本仕込で育った私ですが。学生時代トーストが苦手でした。

朝いちばんのお腹に、カリカリのもさもさがとにかく苦手。
というのも、生来の寝汚さのせいで、母が焼いてくれるタイミングに間に合っていない。なんていう自業自得にもほどがある話。。。

我が家で一番朝が早いのは父、父合わせのタイムスケジュールには間に合わず、
仕方なくもさもさトーストをいただく日々でした。
折角作ってくれた母には本当に申し訳ないことをした。

そんな学生自体から歳月がたち、いつの間にか私も独り立ちして毎食セルフの日々。
たまにはパンでも…と思い自分でトーストを焼いて、ようやく真髄とご対面しました。

 

確かに薫る小麦、外はバターでやや上げ焼き風味。中は本仕込特有のもちもちさ。
かつて格闘していたはずの湿気た固さはどこにもなく、サクサクもちっと
なるほど、これが白米のように食べられるパン……!!

 

朝はごはんかシリアルが手軽でいいなと思っていたけれど。
松下由樹、ようやくあなたのテンションについていけるようになった…。
今は森七菜みたいだけど(私は断然松下由樹派)

 

一人ぐらし、やってもらっていたときでは見えなかったあれこれと
対面することが多く。まだまだ刺激があると思う昨今。

報告書「夕方逃避行」

現在夕方の終わりかけ
カラスがないている。
こどもの遊ぶ声がする。
黒、ぶち、茶トラがそろってならぶ。
カップルが家路に向かっている。
網戸からかぜが流れこんでくる。

わたしはそれらすべてを遠くから感じ取ろうとする。

ひとりで暮らし続けるわたしが、最も他者を感じるのは日が沈みかけるとき。
恋人もいなければ、すぐに会える友人もなく、家族とも離れてくらす暮らしの
味気なさをひしひしと感じ続けるのが嫌で、夕方を媒介にして逃避する。

遠くにいきたいと漠然と感じるその先に実在の場所などないから
夕方を通してこの世にない幻想に逃げ込むのだ。

日が沈むのがもっと遅くなればいい。
夕方が長くなれば、もっと遠くにいけるはずだから。








報告書「春、るるる。」

今週のお題「お花見」

 

今年はちゃんとしました。お花見。
急に暖かくなって、桜が咲いたかと思ったら連日の雨で
晴れた日に駆け込みました。石神井公園

柳の葉と桜の対比がキレイで、珍しく手漕ぎボートで遊覧気分。
お弁当も作ったら喜んでくれて、頑張った甲斐がありました。へへ。
忙しい合間を縫ってきてくれた後輩もいて、花見やピクニックの魅力は絶大。
おにぎりとウィンナー、卵焼きにちくわきゅうり、から揚げ、カルピス、お団子
春を一日に凝縮した日が花見なのではないだろうか。なんてね。
葉のこすれる音、水面の反射、舞う花びら、人のこえ、いい日だったな。

社会人になって、季節を楽しみたいという気持ちが一層強くなった。
学生のころは思い立ったらなんでもできたけど、今は家と会社の往復だけだし
友達にもなかなか会えなくてくさくさしちゃうから、季節にかこつけて楽しいことを催さないとね。
こんなお手本みたいなお花見はじめてだったから、浮かれてしまった。
たまには、こういうのも良いな。
次は何をしようかな。なんてもう考えてる。

報告書「あまあま」

今週のお題「あまい」

 

甘いおかず、たまに食べたくなります。

肉じゃが、ほうれん草の胡麻和え、じっくり焼いた玉ねぎ、おせちの黒豆。たくあん。

 

スイーツももちろん最高なんですが、

甘くて美味しいおかずって偉大だなと思います。だってご飯と食べられるから。

 

でも食べ物にマイナスで「甘い」を使うことが少ないのはなんでだろう。

(味付けの甘い、はどちらかといえば人的ミスなのでここでは対象としてません!)

フルーツで甘い、米で甘い、脂で甘い、日本酒で甘い。

生き物に使うとマイナスになるのに、一体どうして食べ物になると上位の褒め言葉となるんでしょう?やや不思議。

 

報告書「春、来てた」

桜がいつの間にか咲いてました。な2023年。 

今年は急に暖かくなったから、同僚、上司が一斉に苦しんで大変そう。

 

マスク生活のせいで情緒を感じ取る力が激減してる。マスクって嗅覚奪うよね、そういうとこ好きじゃないよ。

駅に向かう桜並木も花開いてて、不動産屋が言ってたことを理解する。桜、昔はそんなに好きじゃなかったけど好きになってきたな。

見てわかる春。食べてもわかる春。万能な春。

 

春の味覚ってちょっと苦いから実は苦手。

一筋縄では行かない生の味。生まれたてって苦いのかも。生きるのは複雑ってことなのかもね。

報告書「だるだる流ずぼら派日記指南」

今週のお題「日記の書き方」

 

日記って、日を記す、だから毎日かかなきゃいけない。

と思うのを辞めたら、ゆるゆると4年続けてるまでにいたってますね 今のところ。

 

あと文字数、全然長文ノートとかしなくていい。

ふと思い立って、別の日のことを思い出しながら書くことの方が多いし、

そういったページの方が読み返したときに思い出が広がって楽しくなる。

 

でも楽しい記録だけじゃ、それだけじゃないだろ!ってつっこんでしまうので

消化できたならネガティブなことも振り返っておきたい。

 

 

なるべく思い出して嫌な気持ちにならない様に書いてます。

見返して、読んだ自分が書いた自分を責めないように